176号
2004年 12月号


TOP NEWS
ごあいさつ
 二学期をもちまして、中上先生が、端島小学校を退任されることになりました。
 お別れのあいさつです。
 
 今日十二月二十四日をもちまして、この自然豊かな端島小学校とお別れすることになりました。
 この島で過ごした九ヶ月間はあっという間で、毎日が小ドラマの連続でした。
 朝、私が汽船から端島に降りると、「おはよう!」と、たくさんの方が声をかけてくださり、
「よっしゃ!今日もがんばるぞ!」
という気持ちになれました。その他にも、私が落ち込んでいるときに、
「先生の笑顔を見ると、
      ホッとするよ。」
と、言っていただいたりして、私は島の方々に、毎日、本当に励まされました。
 あたたかい島の方々に囲まれた生活の中で、数え切れないほどの思い出ができました。そこで、「中上実花の端島の思い出ベストテン☆」を紹介したいと思います。
1位 端島に来れたこと
     (何と言ってもこれ!)
2位 レンコンほり
3位 徳山動物園の遠足
4位 端島大運動会
5位 台風がいっぱい来たー!
6位 初めての1人暮らし
7位 港から海に飛び込んだこと
8位 端島を泳いで半周したこと
9位 マラソン大会がんばった!
10位 西本一家とキャンプした

 本当はもっともーっとこの端島にいたいけれど、一月からはまた岩国でがんばります。
 端島の子どもたちに出会えてよかった!
 校長先生や清田先生、浦浪さん、そして島の方々に出会えて、本当によかったです。大変お世話になりました。
 ありがとうございました。

TOPIX 
レンコンほったどぉ〜
  十二月一日、中上先生のご実家に、レンコン掘りの体験学習にいってきました。
 漁業については、おうちの方からいろいろ聞いて知っている端島の子どもたちも、農業については、くわしいことは社会などの教科書でしか学べません。
 今回、実際に田んぼの中に入って、土を掘り、泥の中かられんこんを「折らないように、傷つけないように」慎重に掘り出す作業を行い、その大変さや収穫の喜びなど、少しでも学べたのではないかと思います。

 掘ったレンコンは、いただいて帰りました。
 もちろん、みんなで、おいしくいただきました。(^o^)  
がんばったぞ!!マラソン大会
「がんばれぇ!」

 島中に応援の声がこだまします。
 12月16日、今年のマラソン大会を快晴の空のもと、島の道路を使って、行いました。
 三人とも、一週間弱の短い期間ではありましたが、この日に向けて、毎日、練習を重ねてきました。
 きつい坂にへたばりそうになりながらも、それでも一生懸命がんばって、毎日毎日、走ってきました。
 昨年は手旗での応援でしたが、今年は、手旗に加え、看板も登場し、子どもたちの力走に花を添えてありました。結果は左の通りです。3人とも、最後までくじけず、よくがんばりました。
1年(港まで1q)
 ・海広…4分23秒
5年(一周道路1.7q)
 ・侑季…11分18秒
 ・海輝…13分27秒
海の香りのする学校
 今年も、ひじきの季節になりました。神社の前の海岸の岩やコンクリートには、ひじきが所狭しとついています。

 端島小学校でも、学校のみんなでひじきを採り、ゆでました。
 校舎の中では家庭科室や視聴覚室の干してあるひじきから、ぷ〜んと磯の香りがただよってきます。
 まさに、ふるさとの香りです。
編集後記〜さざなみ
◆先日、黒島におじゃましてきました。黒島の桑林さんからの、「黒島の学校の備品を、端島で使ってはどうか。」という申し出があったからです。
◆学校の中には、ギターやアコーディオン等の楽器、理科の実験器具、ラジカセなど、休校以前の様々な備品が当時のまま大切に保管してありました。
◆また、校舎の中もきれいに掃除してあり、講堂などは床がピカピカで、姿が映るほどでした。みなさん本当に学校を大切にしておられます。
◆今は子どものいない黒島の学校ですが、島の方々の心の中では、今でもきっと、島の宝である子どもたちの元気な声や元気な足音が、こだましていることでしょう。