172号
2004年 6・7月号


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し と し と・・・ 梅 雨
 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

 日本の各地で梅雨の雨が降り続いています。
 端島も当然、梅雨です。とはいえ、もう七月に入りましたから、あと一息で、本格的な夏の到来です。
 今月は、そんな夏が待ち遠しい、梅雨の端島の子どもたちの様子を、お伝えします。

 「あじさいが満開じゃあ!」
 子どもたちの驚く声が廊下に響きました。
 端島小学校には、運動場や校舎の裏の、そこかしこにあじさいが植えてあります。
 そのあじさいがきれいな花を咲かせ、あざやかな色に花びらを染めています。
飛べるかな ネコも雨宿りはたいくつだにゃ

 今年は、5月29日頃に梅雨入りした端島ですが、しとしとと雨が地面をぬらす日よりも、晴れている日の方が長かったのではないでしょうか。
 そんな多くない雨の日も続けばやはり退屈なもので、子どもたちはしとしとと降る雨の中でも、なんとか遊んでやろうと、傘を差しながら、外へ出て遊んでいました。
 梅雨と言えば、もうすぐ七夕。
 中上先生を中心に、みんなで笹を取りに行き、笹にそれぞれが作った飾りをつけ、学校の廊下に飾り付けました。

 三色の短冊にはそれぞれ、
「字をうまく、早くかけるようになりたいです」(海輝)
「魚がたくさんとれるように」
(侑季)
「はやくかぶとむしがでてきますように」(海広)
と、思い思いの願い事が書いてありました。
 梅雨明け間近、夜空の織り姫と彦星に思いをはせる、端島小学校の子どもたちです。
 水 泳 開 始 !!
 今年も端島小学校は、六月のはじめから水泳を開始しました。
 水は少し冷たかったのですが、そんな中でも三人の子どもたちは元気に泳ぎを始めました。記録は昨年よりも少し落ちましたが、これから練習を重ねていけば大丈夫でしょう。三人とも水に入ることに対して、抵抗がないので、あとは練習あるのみです。
 今年も夏休みには、みんな真っ黒になって端島の海を泳ぎ回っていることでしょう。
漁 業 見 学
「端島の漁業を教えてください。」
 交流を続けている、古頃小の子どもたちから手紙が来ました。
 早速、子どもたちと港へ行き調査開始。
 港では、メバル、アジ、タイなど様々な魚の重さを量ったり、魚の入った発泡スチロールに氷をつめて母船へ運び込んだり、漁の後かたづけをされたりと、朝早くから皆さん働いておられました。そんな皆さんを見ていると、励まされるような気がしました。
 夕方は子どもたちだけで、取材に行き、いろいろなことを教えていただいたようです。
「教室の中ばかりで勉強するんじゃのうて、外にどんどん出て行き、生きた勉強をするのはええことですよ。」
 皆さんお忙しい中にも関わらず、そう言って、私たちの調べ学習に快く協力していただきました。
 ありがとうございました。
編集後記〜さざなみ
◆先日出張で二日間、島を留守にしました。これは、教師になって十年経った教員ならだれもが行かねばならない研修です。そこでは、いろんな懐かしい顔に出会えました。
◆ですが、皆一様につかれた顔です。
 皆、職場では頼りにされる年代ですし、働き盛りですから、たくさんの仕事に追われているのでしょうか。
◆二日間缶詰になって、朝からずっと勉強づけですから、更につかれは増大です。私もヘトヘトになりました。けれども、私は他の先生方とはちがいます。
◆端島に帰れば、青い空と澄み切った海と、かわいい子どもたち、温かい島の方々が待っています。
◆「研修が終わったら、タコつぼやアナゴかごをしましょう。」
 校長先生も、私の帰りを待っていてくださいました。