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166号 |
| 2003年12月号 |
| TOP NEWS | ||||||
| 寒さに負けない!端島っ子 | ||||||
| 校長 磯 部 吉 秀 | ||||||
| すまだ海岸で泳力測定をした二学期のスタートが、ついこの間のように思い出されます。 この二学期は、運動会、交流学習、マラソン大会、遠足と多くの行事が続きました。二人の児童は、どの行事においても、意欲的に活動し、様々な場面で自分らしさを発揮して、輝ける存在となりました。また、海輝くんの弟の海広くんが、それぞれの行事にゲスト?として参加し、雰囲気を大いに盛り上げてくれました。来年四月の入学が待たれるところです。 さて、年の瀬も押し迫ってきたこのごろ、いくら暖冬とはいえ、吹く風も身にしみてきます。岩国市内への出張で、街角を行く子どもたちの様子を見ると、その厚着と姿勢の悪さに驚かされてしまいます。ジャンパーだけならまだしも、スポーツ選手が冬場に身につけるようなオーバーズボンをはいた子まで、たくさん目にします。ポケットの中に手を入れて、背中を丸めて歩いている子。袖をだらりと伸ばして、その中に手をちぢこませている子もいます。この子達は、寒さに負けていると思います。それだけでなく、歩いていてつまずいたら、とっさに手が出ず、顔や頭から倒れて大けがをするのではないかと、心配にさえなってきます。 それに引き替え、島の子どもたちは、冬場でも薄着でがんばっています。学校から帰ると、夏物のTシャツとハーフパンツで走り回っています。先日行った遠足でも、靴下ははかずに出かけていきました。昨年の冬も、彼らが手袋を着けた姿を目にすることはありませんでした。
私が教諭時代に担任をした学級では「半袖・はだし」を推奨し、私も含めてみんなでがんばったものです。寒さに負けないで、なるべく薄着でいる習慣を身につけ、元気に外で遊ぶ子どもでいてほしいと願ったからです。最初のうちこそ、保護者の方からの 「大丈夫だろうか。」 「そんなにやせ我慢をしなくても…。」 と、不安視する声を聞きました。しかし、ほとんどの子が校内では一年中、半袖ですごしました。おかげで風邪をひく子はほとんどいませんでした。この子達は遊びも上手でしたし、勉強もよくする、明るい子どもたちでした。 野球選手などは、寒い冬に欠かさずトレーニングしたものが、次のシーズンは活躍するといわれています。 チューリップや水仙の球根、桜や梅の芽も、冬の寒さにじっと耐え、力を蓄えて、春にうつくしい花を咲かせるのです。 そう考えれば、寒さに負けない端島っ子は、きっと将来、大輪の花を咲かせることでしょう。 |
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| TOPIX | ||||||
| 完走!!マラソン大会 | ||||||
今年のコースは、墓場や旧校舎の横を通るコースで、全長約一.七q。けれど、そのコースは起伏に富んだコースで、なかなかやっかいなコースです。初めて走ったとき、坂のあまりの勾配の激しさに、私も子どもも本当に、面食らいました。 けれど、毎日毎日練習する中で、そのつらさも徐々に克服。二人とも、着実にタイムを伸ばしていきました。 そして迎えた、マラソン大会当日。保護者の方々、島の方々の温かい声援に見守られながら、二人とも精いっぱいがんばって最後まで走りきり、今までに出したことのない記録を出すことができました。走った後のぜんざいは格別でした。 本当によくがんばった二人に、拍手!
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| 遠足に行ってきました | ||||||
| 十二月十八日は、子どもたちが楽しみにしていた遠足です。 八時三十一分のすいせいで、岩国へ行き、そこから美川町の『地底王国ムーバレー』へ行きました。ムーバレーはかつての河山鉱山の跡に作られており、何百メートルもある暗い坑道を探検するテーマパークです。洞窟独特の湿り気のまじった暗さと、不思議な石像などに、侑ちゃんは少し閉口気味でした。
その坑道の中に、「モノリスの謎」というゲームがあり、私も子どもも、夢中になって、謎解きを楽しみました。 そのあと、錦川清流線の根笠駅に行き、駅のベンチでお弁当にしました。さすがに十二月です。冷たい風がピューピューと、私たちのお弁当の上を走り抜けていきました。けれど、おうちの方々が朝早くから作ってくださったお弁当のぬくもりには、北風といえど叶わなかったようで、海くんは大きなお弁当をぺろりと平らげていました。 その後、一路岩国へ。 岩国では、錦帯橋の掛け替え工事を見学しました。日頃見ることのない錦帯橋の中まで見ることができ、一同とっても得した気分でした。錦帯橋はまさに昔の人の知恵の産物。四年生の社会では、郷土の歴史を学習するので、その錦帯橋の仕組みまで見ることができたのは、とてもラッキーでした。この見学は三学期の学習発表会に生かしていきたいと思っています。 |
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| ヒジキ採り | ||||||
| 今年もおいしいヒジキがたくさんとれました。 お宮の前の海岸では、潮が引くと波打ち際に、ふさふさしたヒジキがたくさん姿を現します。
良い潮の日を選んで、学校のみんなでヒジキを取りに行きました。私は初めての経験でしたが、波にゆられるヒジキを見ていると、ついついそのまま食べてしまいたい衝動に駆られてしまいます。 それほど端島の海がきれいで、海の幸が豊かな証拠でしょう。 この豊かな海 がいつまでも私たちに幸をもたらす、「恵みの海」であり続けますように。 |
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| 編集後記 〜 さざなみ | ||||||
◆早いもので、もう年の瀬。学校では二学期が終わります。四年生の子ども二人と関わり初めてもう、九ヶ月もたったんですね。早い早い!![]() ◆こういう節目節目に、「子どもに対し、担任として何をしてやれただろうか」と、考えます。運動会、交流学習などの行事。そして、日々の勉強に、生活指導。二人は文句も言わずに担任の指導についてきてくれていますが、果たして、それでよいのか? ◆いやいや。これでいいわけは、ありません。子どもへの接し方、学習指導の在り方、教材研究、更にいうなら一人の人間としての自分のあり方…。不満足の一語に尽きます。 ◆けれど、ふり返ってはいられません。私の目の前には二人の子どもがいるからです。どこまでできるか分かりませんが、『子どもたちのため』という一点を忘れず、来年も「チャレンジ精神」で、がんばっていこうと思います。 ◆新聞を読んでくださっている皆さん、よいお年をお迎えください。 |
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