165号
2003年11月号


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ふれあい多き、秋!!
友だちたくさんできました。
 晩秋の候、皆さん、いかがお過ごしですか。
 この11月は端島の子どもたちにとっては、様々な人との出会いの月になりました。
 皆さんご存じのように、端島小には今、子どもが二名。端島全体でも海広くんを入れた三人です。島にいれば大人とふれあうことは多少なりともありますが、同年代である子どもとふれあうことは滅多にありません。
 そこで、端島小では以前から他の学校との交流を積極的に押し進めてきました。今年度もこれまでに、小瀬小学校、柱島小中学校との交流を春の社会見学や夏の自然教室で行いましたが、今回は、小瀬小・柱島小だけでなく、ほかの学校とも活発に交流を行いました。

 そんな端島の子どもたちの11月の交流の様子を今回はお伝えいたします。

【11月13日〜装港小学校】
 まず、交流学習の第一弾は、装港小学校です。装港小学校は、海くん侑ちゃんにとって、小学校入学前に「就学時健康診断」を受けた学校で、港からも近いので、岩国へ行くときには、必ず目にしてきた小学校です。
 けれども、今までは交流学習を特に行わなかったため、ほとんどなじみの無い学校でもあります。

 今回は、海広くんの「就学時健康診断」が、装港小学校で行われるにあたって、装港小の校長先生や各先生方のご配慮で、侑ちゃんと海くんも四年生の学級で交流をさせていただけることになりました。
 二人とも初めは緊張しっぱなしでしたが、明るい雰囲気の四年生に囲まれながら、徐々に緊張もほぐれていき、休み時間などは、みんなと、運動場狭しと遊んでいました。その他にもパソコンでの名刺づくり等もさせていただき、交流を深めることができました。
 たった一日で帰るのが惜しいような気もした、楽しい交流でした。
【11月15〜16日・古頃の皆さん】
  11月15日と16日の2日間、広島県の古頃小学校に通う、寺元まいちゃんのご一家と、伊藤麻理ちゃんのご一家が、端島へ遊びに来られました。

 端島新聞を続けて読んでおられる方はよくご存じだと思いますが、麻理ちゃん、まいちゃんをはじめ古頃の方々は、端島の二人と以前から仲良くつきあってくれており、これまでもたびたび、端島に足を運んでくださっています。
 今回、古頃の皆さんが遊びに来るに当たって、侑ちゃん、海くんはもとより、保護者の皆さんが、本当に楽しみにされていました。
 伊藤さん一家、寺元さん一家も、端島に来るのを本当に楽しみにされておられたようです。
 私が、何よりもうれしかったのは、古頃の二人が、端島の二人に、本当に親しげに話しかけていることでした。
 交流学習といってもなかなか、本当の友情には発展しにくいものです。けれど、古頃の麻理ちゃんとまいちゃんは、端島の二人にとって、本当にかけがえのない『友達』なんだなと思いました。
 このふれあいは今後も絶やさず、続けていきたいと思います。
【11月20日・小瀬小学校&柱島小学校】
 交流の最後は、小瀬小学校と柱島小学校との交流学習です。

 朝6時54分の「すいせい」で島を出発し、小瀬小学校に8時前につきました。子どもたちにとって小瀬小学校での秋の交流学習も今年で三年目ですから、もう慣れたもので、朝の会から四年生と合流し、そのままいっしょに活動をはじめました。
 1・2時間目の授業をいっしょに受けたのち、3〜4時間目は、小瀬小の子も、柱島の子も、端島の子も、みんなが楽しみにしていた小瀬っ子フェスティバルです。海くんは一班、侑ちゃんは二班に入れてもらい、お店を経営していきます。
 この小瀬っ子フェスティバルは、地域のお年寄りや保育所のちびっ子達も参加する楽しい行事です。子どもたちは、二時間、めいっぱい楽しんでいました。
 お昼は給食です。今日のメニューは、ハンバーグと味噌スープでした。
 そして、5時間目は全校体育!いつもは、三人だけの体育ですが、今日は大勢でいっしょに楽しく体育ができました。
 15時30分の「すいせい」に乗るために、14時40分頃、小瀬小をあとにしました。日頃はできないことが、いくつも体験できた交流学習でした。
 編集後記 〜 さざなみ
◆今号でお伝えしたように、11月は交流月間でした。ひと月のうちに、日頃会うことのない方々との交流をいくつも行うことができました。これはひとえに、端島に来てくださっ
た方々、また、私たちを温かく迎え入れてくださった方々のおかげと、教職員並びに、子どもたちも、一様に感謝しております。本当にありがとうございました。
◆さて、今回に限らず、交流学習の際にいつも考えることがあります。それは何かというと、「二人の子どもがいかに、お客さんにならずに、他の子どもたちにとけ込めるか?」ということです。海くんも侑ちゃんも、あまり知らない友達に対しては、なかなかうちとけることができません。もちろんそのために交流学習をしているわけですが、その交流学習の場でも、その場を生かし切ってはいないように感じます。

◆たしかに大人であっても、自分があまりよく知らない人と、普段通りうちとけて話すことができるかというと、なかなかできるものではありません。ましてや二人は子どもです。されど、やはり二人には社会に出たときのためにも、誰とでも気軽に話せるようになってほしいと思います。
◆そこで、今回の交流に当たって、二人に気をつけさせたことは「笑顔で、元気に、あいさつ」でした。今、コミュニケーションということが盛んに言われ、国語の授業でも、「伝え合い」ということを取り入れた授業が盛んに行われています。しかし、まずは、あいさつでしょう。
◆ひとくちにあいさつと言っても、「こんにちは」という出会いのあいさつもあれば、「失礼します」「ありがとう」など、その場その場での様々なあいさつもあります。あいさつを交わすことそれ自体は、大したことではありませんが、笑顔であいさつをされれば、誰だってうれしいものです。知らない人ともあいさつならば、交わすことができます。「たかがあいさつ、されどあいさつ」です。
◆今後も『心を通わす第一歩』であるあいさつを、私たちから心がけていきたいと思います。