152号
2002年9月号


 TOP NEWS
去りゆく夏に思う
古頃から来られた大勢の人といっしょに地引き網  大漁でした

  今年も暑い夏でした。暑いばかりか、雨もほとんど降らない夏でした。
 端島の子どもたちは朝から晩まで走り回り、海で泳いでいました。ずっと島で過ごした夏休みでしたが、楽しいことがいっぱいでした。広島県の古頃から地域のみなさん総出で遊びに来てくださって、地引き網などにぎやかな一日を過ごすことができました。突然テレビ局の方が訪ねてこられた時は、ちょっと緊張してインタビューを受けていました。夏休みの終わりにはみんなで花火大会もしました。
 子どもたちが将来大人になった時、この夏の思い出をどれだけ覚えているのかなぁ・・・・。
 豊かな自然とあたたかい人々に囲まれて、真夏の日差しを全身に浴びて過ごした、2002年の夏。

 端島の夏、子どもたちの夏は、今年も素敵な夏でした。


 TOPIX
開催日迫る! 『端島大運動会』
平成14年10月12日(土) 午前9時30分より
 さわやかな秋を迎え、本年度も運動会の季節がやって参りました。
 平成14年度『端島大運動会』を開催いたします。
 昨年度までの反省点もふまえまして、本年度は10月の中旬しかも土曜日の実施を計画いたしました。初めての試みとなりますが、本年度も昨年同様できるだけ多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。
 端島出身の方々、卒業生の皆様、かつて端島の学校に勤務されていた先生方のご来島を心よりお待ち申し上げます。
 なお下に予定プログラムを掲載しておりますが(全)は全員参加演技、(敬)は敬老演技、(般)は一般・児童参加演技、(児)は児童生徒演技、(幼)は幼児対象演技、(婦)は婦人会演技を表しています。ご参考になさってください。
 端島の皆様には運動会までは準備のお手伝い、当日は係のお仕事などご協力をお願いすることも多いとは思いますが、今年度もどうかよろしくお願い申し上げます。
 つきましては、
9月26日(木) 10時30分〜

 ★地域参観日
 ★運動場の除草作業
10月10日(木) 14時〜
10月11日(金) 9時〜

  ★直前の会場準備
を計画しております。
 お忙しいとは存じますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

平成14年度 端島大運動会 プログラム
スローガン 『未来に向かってはばたけ!!』
【開会式】
 開式のことば
 国旗掲揚
 優勝旗返還
 校長あいさつ
 来賓あいさつ
 自治会長あいさつ
 児童のことば
 紅白対礼
 閉式のことば

【午前の部】
 (全)準備体操
 (般)障害走(仮)
 (敬)ボーリング大会
 (般)ダイスにかけろ
 (幼)坊ちゃん 嬢ちゃん
 (全)紅白対抗綱引き
 (般)宝釣り
 (児)柱島小中学校友情出演
 (児)踊る!端島っ子
 (般)お化粧上手
【午後の部】
 (婦)岩国よいとこ 日本晴れ音頭
 (敬)ゲートボール競走
 (般)飲みねぇ、食いねぇ
 (全)全員音頭
 (全)紅白玉入れ
 (般)紅白対抗リレー
 (全)整理体操

【閉会式】
 開式のことば
 得点発表
 優勝旗授与
 紅白対礼
 校長講評
 育友会長あいさつ
 児童のことば
 校歌斉唱
 万歳三唱
 国旗降納
 閉式のことば


 端島歳時記
端島神社 八朔の祭り
 9月1日。端島神社では「八朔の祭り」が行われました。
 「八朔」とは旧暦の8月1日をさし、現在では9月1日頃にあたります。端島ではその9月1日に神社への奉納祭が行われています。曜日にかかわらず、毎年9月1日なのだそうです。
 この日は島のみなさんが神社の境内に集まって、輪になって踊ります。
 夜7時頃、浴衣姿のゆうちゃんがわざわざ学校まで誘いに来てくれました。耳をすますと太鼓の音が聞こえています。台風の余風が残る中、神社の方へ歩いていくと赤やら青の電球が点灯しています。すでに何人かの方が輪になって踊っておられました。踊るのは「端島音頭」。島の方が実際に太鼓に合わせて唄っておられる様子を録音したテープが鳴り響きます。パチパチっと入るノイズに歴史を感じます。
 この「端島音頭」は独特のリズムで、今風の4拍子、8拍子に慣らされた体ではちょっと覚えにくい踊りです。それでもみなさんの姿を見よう見まねで何とか覚えると、踊るのが楽しくなってきました。何周も回っていると、体が勝手に動くようになります。すると気分も何だかハイになってくるような、こないような。決してハイテンポな曲ではないのに…不思議です。昔はえびすやさん近くの広場で、30〜40人もの人々が朝まで踊っておられたこともあったとか。昼からみなさんがお弁当を持って集まり、神社前の海岸で食べ、夜はまた踊るといったこともあったそうです。
 年々踊りの輪が小さくなっていくのはさみしいことですが、輪になって踊るみなさんの顔はとても楽しそうです。笑顔です。そしてその中には3人の子どもたちの姿があります。
 端島のみなさんにとって大切なこの行事を、彼らがいつまでも受け継いでいってくれればと願う気持ちでいっぱいです。

端島神社のご神体 この子たちが大人になっても、踊りの輪が笑いさざめいていますように…


 編集後記 〜 潮騒
◆毎晩本を読んでいます。どんなに眠くても枕元に電灯一つつけて小説を読むのがずっと昔からの習慣で、眠くなったらそのままグッスリ。
◆9月に入ってからは連休が多く、この間の3連休の間には一気に4冊の小説を読みました。「読書の秋」とはよくいったもので、涼しさが深まると読書量も増えていきます。
◆校長先生も読書が大好きで、市立図書館などを上手に活用しておられます。浦浪さんも学校の図書室からお気に入りの本を選んでは、時々読んでおられるそうです。
◆端島小学校の図書室は規模は小さいですが、よい読み物がそろっています。僕が小さい頃に好んで読んでいた昔話の全集とそっくり同じものを発見した時は、感涙ものでした。
◆休校する際が中学校であったためにわりと大人向けの本も多くて、僕も時々「掘り出し物」を見つけては読んでいます。今はこの図書室にもパソコンが整備され、情報学習室として活用されています。
◆開校後しばらくした頃、市内の図書館から段ボール箱数箱分の本を寄贈していただきました。低学年向けの楽しい読み物もたくさん入っていたのですが、子どもたちはまだひらがなをようやく覚えたばかりでなかなか本に対して真っ正面から向かい合っていきませんでした。最近になって「やけに静かだな」と思ったらふたりが図書室で静かに本を読んでいる姿を見かけるようになりました。少しずつ本の楽しさが分かってきたのかもしれません。
◆僕も経験があることですが、本当に夢中になるぐらい楽しい本に出会うと劇的に読書が好きになったりするものです。そんな素敵な本との出会いが彼らにも巡ってくればと思っています。
◆読者のみなさま。この子たちに読ませてあげたらいいという本があれば、ぜひ教えてください。