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146号 |
| 2002年1・2月号 |
| TOP NEWS | ||||||||
| 21世紀に通用する「生きる力」の育成をめざして 校長 恒 松 徹 生 |
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@ 繰り返し指導による基礎・基本の定着 A 個性に応じた指導 B 学ぶことの楽しさの体感 C 学びの機会の充実 D 特色ある端島小教育の推進 これまでも、端島小学校は@・Aに力点を置いて確かな学力定着を志向してきました。 2002年4月、子ども達は第3学年になります。これからはB・C・Dの視点も大事にしていきたいと思います。 3年生から始まる「総合的な学習」を軸に、パソコンを使った情報収集や情報発信等、学ぶことの楽しさを体感させたいと思います。 今、私が出張などで自宅に帰りますと、島にいる子ども達(まだ2年生ですが)からメールが来るようになりました。校長先生のいない今日、学校でこんな学習をしましたとか、島の中でこんな出来事があったとか、教えてくれます。もちろん、私もうれしくて返事をすぐ書きます。こうした第一歩が「伝え合い」の力を伸ばすことにもなると考えています。 また、授業時間だけでなく、朝や放課後の時間の活用などを通して学びの機会の充実を図ります。例えば「朝の読書」などは、読書本来の効果に加え、児童の集中力を高め、授業への姿勢を作る上でも効果があると考えます。 さらに、島だからこそできる学校づくり、極少人数だからこそできる学校づくりを模索し、特色ある学校づくりを目指していきたいと考えています。 2002年は、教育改革の年。足下(基礎・基本)を大事に 、子ども達とともに更なる飛躍をめざしたいと思います。 本年もご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。 |
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| TOPIX | ||||||||
パソコンって、とっても楽しいよ!![]() |
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最近は主に、算数や国語の学習ソフトを使って遊んでいます。 毎朝登校したら教室のとなりにある図書室に行って、ノートパソコンをそれぞれ起動するというのが日課です。これで日中いつでもパソコンに向かうことができるようになりました。どのソフトを使うかは子どもたちの自由。思い思いのCD−ROMをパソコンにセットしては、けっこう楽しんでいるようです。 ところで、パソコンソフトを使って遊んでいるとどうしても「文字の入力」をしなければならない場面が出てきました。これまでは子どもたちにあえて文字の入力の仕方は教えず、マウスのみの操作にとどめていました。まずはパソコンに親しんでほしいからという思いもありましたし、教える側ばかりが焦って文字入力までを教える必然性を感じなかったからです。 ここにきてようやくその必然性が生じました。文字入力ができないと楽しめない、ソフトが使えないという状況にいたり、初めて子どもたちの中から「文字を打ってみたい」という欲求が出てきたのです。
濁点や半濁点、句読点、小文字の打ち方など、シフトキーを押さえながら入力といったようなことも、あっという間に覚えました。ただし、現時点ではまだ「かな入力」の段階ですので、入力スピードなどは求めません。いずれは「ローマ字入力」に移行することを考えると今のうちは、ポツポツと「雨だれ」のようにでもいいから文字入力を楽しんでくれたらと思っています。 文字入力を学習するうえで一番楽しく効果的な活動は、「お手紙を書くこと」です。人に読んでもらえるという目標があるとないとでは、そのモチベーションが大きく違うからです。 校長先生が連日の出張で学校を留守にされる時がありました。しばらく端島に帰って来られません。そこで「校長先生にパソコンでお手紙を書こう」という活動をしました。お手紙、といってもこれはパソコンの文字入力に主眼を置いていますので、長い文章作成が目的ではありません。昨日自分が書いた日記の内容を、子どもたちがお手紙のように工夫したのですが…。
さすがに子どもたちも気がついたようです。…なんか、読みにくいぞ。 するとかいくんが「漢字がないからじゃ」と言いました。そうですね。ひらがなばかりのお手紙はとても読みにくい。習った漢字は使った方がいいし、カタカナや数字も打てるようになりたいよね。だからこれからがんばって、少しずつ文字の入力の仕方を勉強していきましょう…といった調子でパソコンの学習は進んでいきます。 授業が終わった後、自分が作ったメールを職員室のパソコンから、校長先生に送信。横にすわっているゆうちゃんが「なんかドキドキするね」と言っていましたが、その気持ち、とってもよく分かります。ひょっとすると子どもたちは「本当 にこんなんで届くんじゃろうか」と半信半疑だったのかもしれません(笑)。ですから翌日、校長先生からのお返事が無事に届いたことを知って、たいそう喜んでいました。 「次の時間はパソコンを使うよ」と言うと、子どもたちは本当にうれしそうな顔をします。 パソコンの学習は、教えているこちらも、とても楽しい授業です。 |
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| スキー場へ行こう!〜はじめての雪の世界体験学習〜 | ||||||||
ずっと以前から子どもたちとは約束をしていたのです。−いつか必ず、雪を見せに連れて行ってあげる−と。 この日は本当に素晴らしい晴天に恵まれました。めざすは広島県吉和村の「めがひらスキー場」。中国自動車道のトンネルを一つ抜けるごとに増えていく周囲の雪。子どもたちの歓声があがります。遠くに見えるのは、真っ白になった山々。初めて見る雪の世界は、子どもたちの目にどのように映っているのでしょうか。さいわいなことに道中チェーンの規制を受けることもなく、スキー場に到着することができました。 このスキー場を選んだのは、そり専用のゲレンデがあるからです。今日はそこで半日、雪遊びを堪能しました。 ゆうちゃんの念願は「雪だるま」を作ることでした。転がしていくと少しずつ雪玉が大きくなっていくのが楽しかったようです。だけど雪玉って上手に転がしていかないといびつな形になってしまうんですよね。ゆうちゃんが頭、かいくんが体を作り、かわいらしい「雪だるま」ができあがりました。 かいくんが前からやりたかったのは「雪合戦」です。2人ずつ2つのチームに分かれてやる雪合戦はなかなかエキサイティングでした。かいくんは力いっぱい雪玉をかためるので岩石みたいな雪玉が飛んでくるし、ゆうちゃんはコントロールがよくって、よそ見をしていたら顔面にくらってしまいました。顔面にくらった勢いで雪の上に仰向けに寝ころんだら、澄み渡る青空がとってもきれいでした。この青空と白銀との絶妙のコントラストをこの新聞紙上ではお見せできないのが実に残念です。 なんといってもこの日の大ヒットは「そり遊び」でした。最初はおそるおそるだった2人も次第に大胆になってきて、しまいには向こう側のクッションにノンストップで激突! そして、ケラケラと笑っています。僕たちも子どもたちといっしょになって乗ってみましたが、いやあ楽しいのなんのって。途中に小っちゃなジャンプ台を作ると、そりが一瞬空を飛んだりして最高のおもしろさとスリルを味わえました。 この日1日、子どもたちは本当に喜んでいました。こういう笑顔を見ると、ああ、連れてきてあげることができてよかったなぁと思います。 この雪の思い出が子どもたちの原体験となり、いつの日かあったかい思い出に昇華してくれる日がくれば、僕たちにとってこれほどうれしいことはありません。
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| 太公望大会 〜魚釣り対決!〜 | ||||||||
かつて休校前の端島小学校にも魚釣り大会はあったそうです。そういえば子どもたちと魚釣りをするのは再開校以来、今回が初めてかもしれません。 1人1本ずつ釣り竿を抱えて港へ。防波堤の突端から釣り糸を垂れました。 と思うが早いか、ゆうちゃんにメバルがヒット。これには釣った本人もビックリ。周りのみんなもビックリ。それまでは「釣れるのかなぁ」と半信半疑だったみんなも、俄然やる気に(笑)。 それから校長先生にアタリがあって、かいくんにもヒット。かいくんには続けざまにアタリが来ました。アイナメとギザミ(ベラ)です。特にギザミはその日一番の大物でした。 最終的な結果は…大物賞が特大ギザミのかいくん、早釣り賞が一番乗りのゆうちゃん、最多賞は3匹で一番多かった校長先生でした。「ボウズ」だった僕は、さしずめブービー賞といったところでしょうか。ゆうちゃんが、「古屋先生、かわいそ〜」となぐさめてくれました。…ハハ、ありがとね(^_^;)。 釣った魚はさっそく浦浪さんが唐揚げにしてくださいました。あまり大きな魚ではありませんでしたが、そのぶん丸かじりができてとてもおいしかったです。 思いのほかよく釣れたので子どもたちも大喜び。また近いうちに第2回太公望大会を開くことになるでしょう。そのときは僕も何とか1匹ぐらいは釣りたいものです。
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| 端島歳時記 | ||||||||
| 端島郵便局 最後の日 | ||||||||
これまで郵便や年金など、島の人々の生活を支えてきた郵便局だけに、その廃止が惜しまれます。 |
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| 夜磯周り | ||||||||
| 今年も夜磯周りに行って来ました。心配された風も少なく、澄み切った空には満月が煌々と輝く夜でした。 港から北周りに船瀬海岸方面へ。たしか昨年はこの岩の下にサザエがいたぞと思って見てみたら…いました! アワビが2匹もかたまっています。 2年も続けて「夜磯周り」を経験してみると、大体あの岩のところにはいそうだなとか、海に対して岩がどうなっているところに多くいるのか、などということもおぼろげに分かってきた…ような気がします。ですが、浦浪名人の域に達することはちょっとできそうにありません(笑)。
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| 編集後記 〜 潮騒 | ||||||||
◆「今度こそうがいをきちんとするぞ」と誓うのですが、ついつい怠ってしまう自分を情けなく思います。うがいを忘れる→風邪を引いてしまう→これではいかんと心を入れ替える→時間が経つとまた忘れる→風邪を引く…まったく、絵に描いたような悪循環です。 ◆その点子どもたちはえらいもので、体育の後などは念入りに手を洗い、きちんとうがいもしています。おかげでとっても丈夫な端島の子どもたちは、冬でも半袖半パンで走り回っています。 ◆みいくんも走り回っています。誕生日に買ってもらった新品の自転車で、沈丁花の薫る海岸道路を疾走。ふたりのお兄ちゃんとお姉ちゃんが、心配げに後を追いかけています。 ◆冬の寒さも強風も、子どもたちの元気に吹き飛ばされて、端島にはいつの間にか「春」がやってきます。 |
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