平成13年11月19日(土) 

よかった、海は凪いでいた 

 今日は小瀬小学校と柱島小学校との第3回目の交流学習。…といっても、第2回に予定していた柱島小との自然教室は雨天のために中止でしたから、私達が今回の交流学習にかける意気込みといったら…。
 当日は快晴、海もおだやかでした。多少の風もありましたが、どちらかといえば凪いでいたといってよいでしょう。
 よかった。小瀬の子どもたちがせっかく柱島群島まで来てくれるのに、船が荒れて大変、というのではかわいそうですから。端島に立ち寄る「すいせい」の船窓からは、なつかしい小瀬っ子の顔が見えます。みんな元気そうです。
 端島っ子も端島港から合流。目指すはおとなりの柱島です。


講堂にて「歓迎式」 

 柱島の港では、柱島小学校の子どもたち、そして先生方が出迎えてくださいました。
 柱島の港から学校までは、急な坂道です。ふだん平坦な道を歩き慣れている端島っ子は、心なしか閉口(?)している様子です。額から汗が流れるほどの急な坂道も立ち止まって振り返れば、遠くまで見渡せる瀬戸内海の絶景。心も疲れも癒されます。おとなりの島とはいえ、見える景色も海もやっぱり違っていて刺激的です。
 学校につくと3階の講堂へ。ここでまず「歓迎式」があります。司会進行は柱島の二人の児童。二人とも高学年とはいえ、ふたりっきりでよくがんばっていました。
 歓迎式の後、本日行われる活動時の縦割り班の発表。小瀬・柱島・端島の混成グループが4つです。

 
 このあと子どもたちは縦割りグループに分かれて、柱島小・中学校の学校めぐりに出発。
 ひととおり学校内を見終わったところで、いよいよ「柱島ウォークラリー」に出発です。


島中を探検 〜 「柱島ウォークラリー」

 今日のメインイベントは「柱島ウォークラリー」。
 地図を片手に柱島の名所を巡ります。途中、各所に設置されたクイズに答えながら歩いていくのですが、早くゴールに着いたものが勝ちというわけではありません。100分という与えられた時間に一番近くゴールしたチームほど得点が高いというルールです。
 クイズポイントは、集会所、お寺、神社などなど。
 奇兵隊ゆかりの人物・赤根武人も実はこの柱島の出身で、その足跡がうかがえます。
 柱島は端島よりもはるかに大きく、道路も複雑です。こっちには行っちゃいけないという指示の道路もありました。島の道路を南進していくと、浦庄と呼ばれる海岸がひらけます。この、風が強く吹きつける海岸にひっそりと立っている碑があります。戦艦「陸奥」の慰霊碑です。昭和18年6月8日、柱島沖にて不慮の爆発により海底に沈んだ戦艦「陸奥」とその乗組員のみなさんを悼む碑です。
 ここでは、その爆沈の日を問う問題が設置してありました。ようやくここにたどり着いた子どもたちは、近くの石碑に目を凝らし、答えのありかを見つけだして歓声を上げ、記念撮影。
 見れば、端島の二人も高学年のお兄ちゃん・お姉ちゃんに遅れまいと必死について歩いているようです(笑)。


短い時間でしたが…「お別れ式」…また会える日が楽しみです

 ウォークラリーの後は、みんなで運動場でお弁当を広げて昼食。そのあといっしょに遊んで昼休みを過ごした後、早くもお別れの時間です。帰りの船の出発時刻が迫っています。

 今日は定期船という交通手段のために制約もありましたが、そのぶん密度の濃い活動ができたように思います。晴天にも恵まれ、子どもたちも旧交を温めることもできて本当によかったです。
 この日に向けて企画・準備にと柱島小学校のみなさんは大変であったろうと思います。おかげさまで端島の子どもたちにとっても、有意義な活動体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。
 また小瀬小学校のみなさんも朝早くから遠路はるばる柱島群島までお越しいただき、ありがとうございました。

 しめくくりは運動場にて「お別れ式」です。
 感想の言葉を求められた端島っ子は…
 ゆうちゃん 「みんなといっしょにいろいろ見られて楽しかったです」
 かいくん 「またみんなに会える日が楽しみです」

 最後は恒例の記念撮影。
 これを最後に今年の交流学習は終わりかと思うと寂しいかぎりですが、またいつか会える日もあるでしょう。
 小瀬小のみなさん、柱島小のみなさん、これからもよろしくお願いいたします。