3月5日(土)。今年も、盛大に学習発表会を開催しました。たくさんの方々にご来場いただき、子どもたちも、せいいっぱい、自分たちの日頃の学習の成果を発揮することができたのではないかと思います。また、来ていただいた方々にも、楽しんでいただけたようです。
 当日の模様を、HP上で、再現してみたいと思います。



 
  1. 開会行事
  2. むかべ・生活科学習の発表
  3. 劇・『お手紙』
  4. 音楽発表
  5. Mr.マジックのライブショー
  6. 全員合奏
  7. 閉会行事
  8. 子どもたちの感想



 今日は、当初の天気予報では、大雪になるかと心配されていましたが、朝から、お日様が顔をのぞかせていて、とてもいい気分で学習発表会を始めることができました。
 島内外からもお客さんが来てくださり、にぎやかな中、学習発表会を始めました。
 まず始めに、『はじめのことば』を侑ちゃんが言いました。言い終わったあと、少し緊張していたのか、侑ちゃんは礼をするのを忘れていました。が、自分の失敗に気づき、少しはにかみながら、やり直している侑ちゃんを見て、少しくらいの失敗に落ち込まなくなった侑ちゃんの強さを感じ、私は、うれしく思いました。



 今年の発表は、ビデオでの発表にしました。
 ビデオにした理由は、今までの様々な体験活動をビデオで記録していたからです。
 発表したビデオは、
 @徳山動物園に行った、秋の遠足…海くん
 Aレンコン掘り体験…侑ちゃん
 B学校紹介のビデオ(所沢の荒幡小学校に送ったビデオレター)…みいくん
 の3本です。
 これらのビデオを見ながらあらためて考えてみると、どのビデオでも必ず、みいくんがおもしろいことをやったり、言ったりしていることに気づきました。みいくんの言動に、会場の方々も思わず笑顔にさせられていました。
 みいくんは、端島小学校の心のオアシスかもしれません。
 そして、ハプニングは、突然起こりました。みいくんの発表があと少しで終わるという時です。
「きよたせんせい!」
 突然、みいくんがさけびました。
「おしっこに行ってもいいですか?」
 みんな思わずびっくり仰天!その後、みいくんは、駆け足でトイレへ直行し、事なきを得ました。
 会場のだれもが、そのかわいらしさに笑顔になりました。
 やっぱり、みいくんは、端島の心のオアシスです。



 がまくんは、げんかんのまえにすわっていました。
 かえるくんがやってきて言いました。
「どうしたんだい、がまがえるくん。きみかなしそうだね。」
「うん、そうなんだ。」
 がまくんがいいました。
「今、1日のうちの悲しい時なんだ。つまり、お手紙を待つ時間なんだ。そうなると、いつもぼく、とても不幸せな気もちになるんだよ。」
「そりゃ、どういうわけ。」
 かえるくんが、たずねました。
 「だって、ぼく、お手紙もらったこと無いんだもの。」
 がまくんが言いました。
「1度もかい?」
かえるくんが、たずねました。
「ああ、1度も。」
がまくんが言いました。
「だれも、ぼくにお手紙なんかくれたことがないんだ。毎日、ぼくの郵便受けは空っぽさ。手がみを待っている時が悲しいのは、そのためなのさ。」
 二人とも悲しい気分で、げんかんの前に腰を下ろしていました。
 すると、かえるくんが言いました。
「ぼく家へ帰らなくっちゃ、がまくん。しなくちゃいけないことがあるんだ。」
 かえるくんは、大急ぎで、家へ帰りました。えんぴつと紙を見つけました。紙に何か書きました。紙を封筒に入れました。
 封筒にこう書きました。
「がまがえるくんへ」
 かえるくんは、家から飛び出しました。知り合いのかたつむりくんに会いました。
「かたつむりくん。」
かえるくんが言いました。
「お願いだけど、この手紙をがまくんの家へ持っていって、郵便受けに入れてきてくれないかい。」
「まかせてくれよ。」
かたつむりくんが言いました。
「すぐ やるぜ。」
 それから、かえるくんは、がまくんの家へもどりました。がまくんは、ベッドで、お昼寝をしていました。
「がまくん。」
かえるくんが言いました。
「きみ起きてさ、お手紙が来るのを、もうちょっと待ってみたらいいと思うな。」
「いやだよ。」
がまくんは言いました。
「ぼく、もう待っているの、あきあきしたよ。」
 かえるくんは、窓から郵便受けを見ました。かたつむりくんはまだやってきません。
「がまくん。」
かえるくんが言いました。
「ひょっとして、だれかが君にお手紙をくれるかもしれないだろう。」
「そんなことあるものかい。」
「ぼくに手紙をくれる人なんて、いるとは思えないよ。」
 かえるくんは、窓からのぞきました。かたつむりくんは、まだやってきません。
「でもね、がまくん。」
かえるくんが言いました。
「今日は、だれかが君にお手紙くれるかもしれないよ。」
「ばからしいこというなよ。」
がまくんが言いました。
「今までだれもお手紙くれなかったんだぜ。今日だって同じだろうよ。」
 かえるくんは窓からのぞきました。かたつむりくんは、まだやってきません。
「かえるくん、どうして君、ずっと窓の外を見ているの。」
がまくんがたずねました。
「だって、今、ぼく、お手紙を待っているんだもの。」
かえるくんが言いました。
「でも、来やしないよ。」
「きっと来るよ。」
かえるくんが言いました。
「だって、ぼくが、きみにお手紙出したんだもの。」
「きみが。」
がまくんが言いました。
「手紙になんて書いたの。」
 かえるくんが言いました。
「ぼくは、こう書いたんだ。
『親愛なるがまがえるくん。ぼくは、きみがぼくの親友であることをうれしく思っています。きみの親友、かえる。』」
「ああ、」
がまくんが、言いました。
「とてもいい手紙だ。」
 それから、二人は、玄関に出て、手紙の来るのを待っていました。二人とも、とても幸せな気もちで、そこにすわっていました。
 長いこと、待っていました。
 4日たって、かたつむりくんが、がまくんの家に着きました。そして、かえるくんからのお手紙を、がまくんに渡しました。
 お手紙をもらって、がまくんはとても喜びました。
 このお話は、かえるくんとがまくんの絵本としても有名な、アーノルド・ローベルの原作のお話です。(教科書にも掲載されています。)
 お話は以上ですが、途中に「森のくまさん」の替え歌や、5年生が習う「ビリーブ」、そして「ともだち賛歌」を歌ったり、端島独自のアレンジも少し加え、楽しくやりました。
 学習発表会の前に端島小学校でもインフルエンザが大流行し、浦浪さん以外の全員がインフルエンザにかかり、海くんやみいくんも学校を休むなど、練習不足な点もありましたが、3人の一生懸命な姿に、会場からわれんばかりの拍手をいただきました。
 かえるくん、がまくんの衣装は、例によって、浦浪さんが作ってくれました。
 かたつむりくんの衣装は、子どもたちが作りました。なかなかの出来映えで、これらに関しても、みなさんから、おほめの言葉をいただきました。



 中上先生とそのお友達が、今年も集まってくれました。
 演奏してくれた曲は、
     「ジュピター」
     「ハウルの動く城」のテーマ曲(ピアノとフルート)
     「マイ フェイバリット ソングス」
     「風になりたい」
     「コスモス」
でした。
 「マイ フェイバリット ソングス」では、子どもたち、それから、私や校長先生、お父さんの好きなものを聞かれました。特に校長先生が、大ハッスルし、会場は爆笑の渦に巻き込まれました。
 また、「風になりたい」は、子どもたちと私たちもいっしょに参加して、踊りました。会場がずいぶんと盛り上がったところで、次のMr.マジックさんのスーパーライブにバトンタッチです。
 



 Mr.マジックさんの正体は不明です。
 会場に来られた方は分かると思いますが、ここではあえて、秘密にさせてもらいます。
 特技は、手品の他に、けん玉、皿回し、そば打ち、ウクレレ漫談、ギターの弾き語り、忍者の格好での長距離走などなど…。挙げれば本当にきりがありません。
 今回は、実は指を負傷されていたのですが、数々の手品とけん玉を披露していただきました。特にびっくりした手品は、海くんの帽子の中へ卵の黄身を入れる手品と剣を飲み込む手品です。
 特に剣を飲み込む手品は、本当にタネも仕掛もなく、剣を飲み込んでおられたようで、後から聞いて、びっくりしました。みいくんは、大喜びでした。


 今年は、会場のお客さんも巻き込んで「ビンゴ大会」を行いました。
 なんとか、無理のない範囲で島の方々にも、学習発表会に参加していただこうと考えた結果、おとなりの柱島がされているように、学習発表会でビンゴ大会をすることにしました。
 結果、ビンゴ大会は大成功!ビンゴを初めてやるおじいちゃん、おばあちゃんたちも、ずいぶん、楽しんでおられました。来年も、ビンゴ大会をして、島のみなさんに楽しんでもらいましょう!



 最後は「全員合奏」です。
 子どもたちとわれわれ教職員、それに保護者のみなさん、中上先生と、そのお友達で、「きらきらぼし」を演奏しました。
 今年は、お父さんたちも太鼓などの打楽器ではなく、ピアニカでの参加です!2日間、家では猛練習に明け暮れていただきました。
 おかげで、楽しい演奏になりました。子どもたちの心にも、お父さんやお母さんのがんばっている姿が焼き付けられたことでしょう。



 今日の出し物がひととおり終わり、最後に閉会行事です。
 育友会長さんのお話の後、終わりのことば。侑ちゃんは、この終わりのことばをすごく心配していました。昨年度の学習発表会で、司会だった私は、実験の失敗で舞い上がってしまい、終わりのことばを自分で言ってしまったのです。終わりのことばの係だった侑ちゃんは、途方に暮れてしまいました。
 その時の記憶が強烈にのこっていたのか、学習発表会の前日から、終わりのことばについて、ずいぶん、侑ちゃんから注意を受けたものです。
 おかげで、今年は、冷静に、閉会行事を行うことができました。

 学習発表会が終わった後、今年も来た方全員に、おもちを持って帰っていただきました。
 帰る道々、来ていただいた方々から、子どもたちにおほめの言葉をいただきました。
 来られた方々も、参加したみんな、もちろん、主役の子どもたち、全員がたのしい、たのしい、学習発表会になりました。



 おもしろかった
 ミスターマジックが、ぼくにけん玉をおしえてくれました。
 ミスターマジックがぼくにけん玉をおしえてくれたからよかったなあとおもいました。

 学しゅうはっぴょうかいでは、ビデオでした。
 ぼくはおしっこといいました。
 ぼくはちょっとしつれいかなあとおもいました。
 げきのまちがえたところはもりのくまさんです。もりのくまさんをまちがえたのは「あるうひ」をいっしょにいっちゃいけないからです。(注:ある〜日♪のところを、侑ちゃんが歌った後に2部合唱で歌うことになっていたみいくんは、思わず、侑ちゃんといっしょに歌い始めてしまったのです。(^_^;))
 ふるや先生にほめられました。
 ぼくは、うれしかったです。
 ぼくは、また学しゅうはっぴょうかいをがんばろうとおもいました。
みひろ


 えー、くそう、おもしろかった
 「えー。」
 みひろ君がビデオの発表のとき、

 「おしっこ、行っていいですか?」
と、言ったとき、とってもびっくりしました。
 私は、
 「えー、さきにトイレにいっとけばいいのに。」
と思いました。
 最後にビンゴをやりました。
 私は、ビンゴで当たらなかったから、
 「くそう。」
と思いました。私はとってもくやしかったです。
 それからげきをしていておもしろいなと思ったことは、げきをしていて、おじいちゃんやおばあちゃんやお母さんやお父さんが笑っていたから私もつられて、笑いそうになったからげきはおもしろかったかなと思います。
 私は学習発表会は楽しかったなと思います。なぜなら、ビンゴ大会やげきや全員合奏などをしたからです。
 私は、また、学習発表会をしたいなと思いました。
侑  季


 びくっとして楽しかった学習発表会
 「ああ、ドキドキする。」
 学習発表会の前、ぼくは、お客さんたくさんくるかなあと思いました。ドキドキしているとどんどん人がきたのでよかったと思いました。でも、きんちょうをもっとしてきました。最初にビデオの発表をしました。ぼくはとってもきんちょうしました。でも、そんなにまちがえませんでした。ゆうちゃんもまちがえませんでした。みいくんはもうちょっとで終わるところで、

 「清田先生、トイレに行っていいですか。」
と言ったのでとってもびっくりしました。でも、もらさなかったのでよかったです。
 次にげきをしました。げきでは、まちがえました。ビリーブでちょっと低くするところの音がずれたりしたのでくやしかったです。でも、みんながわらってくれたのでよかったです。
 ミスターマジックのマジックはすごかったです。1番びっくりしたのは、ぼくのぼうしの中に玉子を入れたはずなのにぼうしの中に玉子がなかったことです。ぼくは教えてほしいなあと思いました。
 全員合奏では、ぼくはまちがえてしまいました。くやしかったです。でも最後は上手にできたのでよかったです。
 ぼくは、今年の学習発表会は昨年よりとっても楽しかったです。なぜなら、昨年は2人だったけど今年は3人でげきやビデオの発表などをしたからです。来年もがんばろうと思います。
海  輝



 今年はなんといっても、「楽しかった!」の一語に尽きます。

 たしかに昨年度も楽しくて、いっぱい感動をもらいましたが、今年はそれが倍増した気分です。
 ビンゴ大会で、島の方々が子どものように喜ぶ姿も、本当に微笑ましかったですし、今年来ていただいた、Mr.マジックさんや中上先生、そしてそのお友達、みなさんの出し物も、それぞれすばらしかったです。その方々以外にも、例年のように遠いところを来てくださる古屋先生、岩国から、裏方をしにわざわざ来てくれた藤田さん、みなさんの応援が学習発表会を支えてくれました。感謝感謝です。
 げきや発表で、3人の子どもたちが3者3様、個性的にふるまう様子も、見ていてとても楽しかったです。
 子どもたちの成長は、担任として本当にうれしかったです。
 いくつか失敗はありましたが、侑ちゃんは、少しくらいの失敗で落ち込まなくなりました。きっと、みひろ君がいることも、彼女の成長に、少なからず影響を与えていることと思います。そんなみひろ君に対して、お
姉ちゃんとしての役割も果たしてくれています。
 みひろ君は、ビデオの失敗もりましたが、それも海くんが言うように「おもらし」という大失敗に比べれば、失敗どころか、あの状況で、初めての舞台で、よく勇気をもって言えたものだなと感心してしまいます。将来が楽しみです。
 海輝くんは、すっかり端島のリーダーです。何を任せても、彼なら十分期待に応えてくれるだろうと、私たちの信頼も厚い、端島のお兄ちゃんです。今年はインフルエンザにかかりましたが、それでも、病気があければ、いつものように頼れるお兄ちゃんに早変わり!やっぱり端島のリーダーです。
 これで、今年度の主な行事が終わりました。

 今年度も3人と、それを見守る少ない人数の教職員で、いっしょに前進してきました。その歩みが、この学習発表会でたしかめられた気がします。
 そんなみんなの成長も全部含めて、言わせてもらいます。
あ〜楽しかった!次もがんばろっと!
端島小:清田和幸